5. デザインエディタの使用
デザインエディタは、デザイン内のオブジェクトおよびレイヤーなどを管
理する多機能なツールです。ここでは、レイヤーを表示、非表示、削除、
追加などができ、オブジェクトに対しても同じような操作を行うことがで
きます。
デザインエディタの表示
デザインエディタは、「レイヤー」と「オブジェクト」の 2 つのタブで構成さ
れます。
デザインエディタ - 「レイヤー」タブ デザインエディタ - 「オブジェクト」タブ
デザインエディタを表示するには:
• 「画面」メニューから「デザインエディタ」を選択します。
デザインエディタ - レイヤータブ
レイヤーを使用すると、デザイン内のオブジェクトを整理でき、オブジェ
クトを簡単に選択したり、編集したりできます。レイヤーとは、複数の透
明なフィルムを重ねたようなもので、オブジェクトが存在しない部分から
は、下のレイヤーが透けて見えます。階層の一番下には、背景(ペー
ジ)とゴミ箱レイヤーがあります。
「レイヤー」タブで表示されるレイヤーの順番は、デザインのレイヤーの
順番に相当します。
新規に作成した書類には、次のレイヤーが必ず存在します。
背景(ページ)レイ
ヤー
デザインを描画するエリアを表します。背景
レイヤーは削除、コピー、または編集できま
せんが、階層の位置を変更したり、表示しな
いようにできます。
グリッドレイヤー
グリッドレイヤーは、背景レイヤーのすぐ上
に配置されています。グリッドは、オブジェク
トの配置を補助するツールです。グリッドに
関する詳細情報は、10 ページの「定規とグ
リッド」を参照してください。
ガイドレイヤー
ガイドレイヤーには、デザインのガイドライン
が含まれます。ガイドに関する詳細情報
は、11 ページの「ガイド」を参照してくださ
い。
ゴミ箱レイヤー
ゴミ箱レイヤーには、デザインで削除したオ
ブジェクトが保存されます。このレイヤーに
より、間違って削除したオブジェクトを復元で
きます。削除したオブジェクトの復元につい
ては、58 ページの「オブジェクトの削除」を
参照してください。
レイヤー 1、2、3...
これらのレイヤーには、デザインで描画した
オブジェクトが含まれます。デザインには、
多数のレイヤーが作成できます。
「レイヤー」タブで強調表示(ハイライト)されたレイヤーは、アクティブレ
イヤーと呼ばれます。1 つのレイヤーが必ずアクティブになっています。
編集属性が無効になったレイヤーをア
クティブレイヤーに選択した場合、殆ど
の編集ツールが使用不可能になりま
す。
レイヤーをマウスの右ボタンでクリックすると、次のコマンドを含むメ
ニューが表示されます。
レイヤーの新規 新しいレイヤーを作成します。新しいレイヤー
作成
は、アクティブレイヤーの上に追加されます。
レイヤーの削除 アクティブレイヤーを削除します。
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