リンクおよび埋め込みファイル
ビットマップ、EPS、PostScript ファイルなどを読み込む場合、書類に
ファイルをリンクするか、埋め込むことができます。リンクとは、元のファ
イルと書類との関連情報のことです。
埋め込みオ
ブジェクト
埋め込みオブジェクトは書類に完全に含まれ、元のファ
イルとの関連性を記憶しません。元のファイルに行われ
た変更は、埋め込みオブジェクトに反映されません。
リンクオブ オブジェクトをリンクした場合、画像ファイルへの参照情
ジェクト
報のみが書類に保管されます。画像情報は、元の画像
ファイルに保持されます。元のファイルに行った変更は、
書類にも反映されます。画像にリンクすることで、元の
ファイルの属性が保持されるため、カラー印刷に適して
います。
PostScript ファイルには、多くの場合オプションのプレビューが含まれます。
PostScript ファイルを書類にリンクしたり埋め込んだ場合は、ファイルのプレ
ビューが表示されます。PostScript ファイルにプレビューが存在しない場合、"X"
が表示されます。
書類
PostScript ファイル
プレビュー
あり
埋め込みビッ
トマップ
リンクした
PostScript
PostScript ファイル
プレビュー
なし
埋め込み
Postscrip
リンクした
PostScript
埋め込まれた PostScript ファイルは、ソフトウェアにより同等の描画オ
ブジェクトへと変換され、その他のオブジェクトと同様に表示・編集が可
能になります。
リンクされた PostScript ファイルの埋め込み
リンクされた PostScript ファイルが埋め込みファイルになるように、読
み込んで解析するには:
127. リンクされた PostScript データを選択します。
128. デザインセントラルの「PostScript」タブを選択します。
129. 「解析」をクリックします。
OLE オブジェクトの使用(Windows のみ)
Windows の OLE (Object Linking and Embedding - オブジェクトの
リンクと埋め込み)機能を使用すると、表計算、またはワープロなど、
OLE をサポートする他のアプリケーションで作成したデータを読み込む
ことができます。
OLE オブジェクトの挿入
130. 「編集」メニューから「オブジェクトの挿入」を選択します。
131. 作成するオブジェクトの種類を選択します。リストには、使用し
ているコンピュータにインストールされ、OLE をサポートするアプリ
ケーションのみが表示されます。
132. 選択したアプリケーションで新規に OLE オブジェクトを作成す
るには、「新規作成」を選択します。
「アイコンで表示」をチェックすると、OLE オブジェクトをアイコン表示します。
「アイコンの変更」ボタンをクリックして、アイコンを変更します。
133. 選択したアプリケーションが起動し、ソフトウェアの画面内にオ
ブジェクトが作成されます。
134. 選択したアプリケーションを使用して、画面内のオブジェクトの
サイズを変更したり、内容を編集したりします。
135. 選択したアプリケーションの使用を終了するには、[Esc]
キーを押すか、アプリケーション画面の外側をクリックします。
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